エジプトのスエズ運河の航路をふさいでいた大型コンテナ船が29日、一部離礁した。タグボートがコンテナ船を正常な向きに戻そうとしている。スエズ運河庁のオサマ・ラビア長官はこの日、タグボートがコンテナ船「エバーグリーン」の船首を運河の東岸から離礁させたと発表した。このコンテナ船は台湾のエバーグリーン・グループが運航している。ラビア氏は「朗報だ」とし、「エバーグリーン」が再び航行できるよう、さらに1時間ほどタグボートでの作業を続けると述べた。「まだ終わっていないが、動き出した」と語った。