著名ハイテク投資家、キャシー・ウッド氏が新たに立ち上げた上場投資信託「ARK(アーク)宇宙探査・イノベーションETF」。黎明(れいめい)期にある宇宙探査市場とは必ずしも関係のない銘柄が組み入れられているとの批判もあるが、新規ETFの上場としては、すでに過去最大級の成功を収めつつある。アクティブ運用型の同ETF(ティッカーシンボル「ARKX」)には、取引開始5日で5億3620万ドル(約590億円)が流入した。ファクトセットが6日までのデータを分析した。「3年で1億ドル」の業界平均を大きく上回っており、アナリストは向こう数日にも運用資産が10億ドルの節目を突破すると予想している。実際に大台を突破すれば異例だ。これまで最短で10億ドルの節目超えを実現したのはステート・ストリートの「SPDRゴールドトラスト」ファンドで、2004年にたった3日で達成した。
ARKの宇宙ETF好調、「教祖」ウッド氏の快走続く
宇宙探査市場とは必ずしも関係のない銘柄が組み入れられるとの批判も
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