米食品医薬品局(FDA)は新型コロナウイルスワクチンの子どもへの接種を初めて認めた。サマーキャンプや新学期開始の前に多くの子どもが免疫を獲得する道が開けた。  米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ医薬品会社ビオンテックが共同開発したコロナワクチンはこれまで16歳以上が接種対象だった。FDAは10日、このワクチンの緊急使用許可(EUA)の対象を12歳から15歳の子どもにも拡大した。  12~15歳の2260人に2回接種する臨床試験により、安全で効果があることが分かった。 。