野党8党が
連立政権発足で合意
事件はイスラエルの商都テルアビブで起きた。
宿敵であるPLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長と歴史的な和解を果たしノーベル平和賞を受賞したイスラエルのイツハク・ラビン首相は、市庁舎前での10万人による平和集会に出席後、待機していた車に乗り込もうとしていた。
その瞬間、数発の銃声が鳴り響いた。
和平プロセスに反対する狂信的なユダヤ教徒の青年が至近距離からラビン首相を銃撃したのだ。犯人はその場で取り押さえられたが、ラビン首相は帰らぬ人となった。