米バイオ医薬品会社ノババックスは14日、開発中の新型コロナウイルスワクチン候補が後期臨床試験(治験)で90.4%の発症予防効果を示したと発表した。  治験は米国とメキシコで2万9960人を対象に実施され、コロナ変異株に対しても同様の効果が確認された。現在米国で感染の主流となっている「アルファ株」に対して特に高い効果がみられたという。  ワクチンは3週間の間隔を空け2回の接種が必要で、ノババックスでは安全性と忍容性について治験ではおおむね良好な結果が得られたとした。