今こそ「自由」を選択しよう
しかし、自由に生きることを阻む思考がある。
「私はみんなと同じじゃないといけない。
他の人々に後れを取ったり、ちがうことをしてはいけない。
そうしないと、間違った人生になってしまう」
こんなふうに考えていては、自分らしく自由に生きることはできない。
「過去の誰かのせいで、あるいは、過去の出来事のせいで私は不幸だ」
こんな考えもまた、あなたの“現在”から自由を奪う。
過去にとらわれていると、現在を自由に生きることができず、何1つまともにできなくなってしまう。
「私は何をやってもダメ。もう遅い。私にできるわけがない」と、自分で自分の限界を決めてしまう思考のクセもあなたの自由を阻む。
それは、広大な土地にとても小さな円を描き、そこから出てはいけないと自分に言い聞かせて、その中だけで生きていくようなものだ。
あなたの自由は誰かに授けられるものではなく、誰かの許可によって発生するわけでもない。
「今の選択」によって決まる。
何もかも自分の望みどおりにはならないとしても、ずっと自由がなくて不幸だという気がしているのなら、今までもどかしさに苦しんできたのだとしたら、今こそ、これまで選べなかった自由を選択すればいい。
どう進めばいいのか、人生の方向性がわからなくなったら、「自由」に向かって進んでみよう。
(本原稿は、クルベウ著 藤田麗子訳『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』から一部抜粋・改変したものです)
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