上位5社のうち、小売業は2社入った。3位の井筒屋が294.4万円(同684人、同48.6歳)、5位のバロックジャパンリミテッドが299.0万円(同1428人、同29.3歳)となっている。

 井筒屋は福岡県北九州市の老舗百貨店で、バロックジャパンリミテッドは東京都目黒区に本社を置くアパレル企業だ。

 一般的に、サービス業や小売業は労働集約的な産業で、日本は欧米の同業と比べて生産性が低い。中小企業の比率が高く、年収が金融やメーカーとの比較で見劣りするため、人材確保に苦労している企業が多い。

 サービス、小売業以外の業種では、水産・農林のアクシーズが285.6万円(同959人、同36.0歳)で2位、情報・通信のアイフリークモバイルが295.6万円(同370人、28.5歳)で4位と、それぞれ1社ずつ入っている。アクシーズは、鹿児島県鹿児島市に本社がある鶏肉国内大手である。アイフリークモバイルは、写真加工や絵本アプリなどの携帯電話向けモバイルコンテンツサービスなどを扱っている。

 なお、上位5社全てが平均年収が300万円を切っている。

 ランキング完全版では、平均年収が低い1001社を掲載している。ちなみに、1001社のうち、300万円以上400万円未満は126社に上った。業種別の動向も整理しているので、ぜひ確認してみてほしい。

(ダイヤモンド編集部 加藤桃子)

>>年収が低い会社ランキング2021【全1001社・完全版】を読む