米マイクロソフトが27日発表した4-6月期(第4四半期)決算は、再び売上高が過去最高となった。引き続き新規のクラウド顧客をつかんでいる兆候を示した。ただ、ビデオゲーム事業では爆発的な伸びが鈍化した。売上高は21%増の462億ドル、利益は前年比47%増の165億ドル。市場予想は売上高が441億ドル、利益が146億ドルでいずれも予想を上回った。ビデオゲーム事業はこれまで新型ゲーム機「Xbox」の発売やゲーム配信の好調に支えられ大きく伸びてきた。4-6月期はXboxのコンテンツ・サービス売上高が4%減となった。一方で、クラウドデータセンターやソフトウエアツールをあわせた「アジュール」は51%の増収。過去2四半期に見られた50%の水準を超えた。