独自の水質格付けを基に洗い出し
都道府県別・水が汚い海水浴場が多いのは
ダイヤモンド・オンラインでは「水がきれいな海水浴場ランキング2021」(8月2日配信)を皮切りに、日本全国の海水浴場(川、湖沼の水浴場を含む。以下、海水浴場と表記する)に関するさまざまなランキングをまとめた。
今回は、「水が汚い海水浴場が多い都道府県ランキング」をお届けする。
2021年は、20年に続き、環境省による全国の海水浴場の水質調査の取りまとめが中止となった。
そこでダイヤモンド編集部のデータ班は、各都道府県へのヒアリングや、各都道府県が開示したデータを基に今回のランキングを作成。全国558カ所の海水浴場に対して独自に水質の格付けを実施した(作成方法の詳細は、ランキングの最後に付けた注を参照)。
この水質の格付けで、「B」だった海水浴場が92カ所あった(格付けは以下の5段階。適〈AA、A〉、可〈B、C〉、不適。Cと不適の海水浴場はゼロだった)。今回のランキングは、Bを得た数で都道府県を順位付けした。
ランキングには一部、川、湖沼の水浴場も含まれている。長野県や滋賀県など海のない自治体に住む方もぜひチェックしてみてほしい。
なお、現在は感染力が強い「デルタ株」が猛威を振るうなど新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、8月2日時点で緊急事態宣言の対象地域が6都府県(東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄)に拡大された。また、まん延防止等重点措置も5道府県(北海道、石川、兵庫、京都、福岡)に適用されている。
さらに、8月1日には全国知事会が緊急提言をまとめ、国民向けに「都道府県境をまたぐ旅行・帰省等の原則中止・延期」を呼び掛けている。
海水浴場の利用については、こうした状況を踏まえてくれぐれも慎重に判断してほしい。
それでは早速確認していこう。