米ニューヨーク市ブルックリン区のクラウドファンディング企業、キックスターターのアジズ・ハサン最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった当初にリモートワークの導入を強いられた。同氏は今、この態勢を守る従業員たちに新たな特典で報いたいと考えている。それは週4日勤務(週休3日制)だ。キックスターターは来年から試験的に1週間の労働時間を8時間削って週休3日制とする一方、給与は据え置く予定だ。ハサン氏は時間短縮により、従業員が仕事と家庭生活を両立させ、同時に個人的な趣味やレジャーにより多くの時間を割けるようになるとみている。同氏は約90人の従業員が、創造的プロジェクトに資金を提供する同社の使命を遂行する上で、同程度かそれ以上の生産性を発揮すると期待している。
週休3日制、将来は当たり前に?
勤務日数の短縮が改めて注目されており、コロナ下で試験的に導入する動きも
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