無理なく家計簿をつける
3つのポイント

 お金がなくても貯金をするためのコツの1つ目は、家計簿をつけることです。なぜ家計簿なのでしょうか。それは「自分がいくら稼いで、どんなことにお金を使っているのか」という確認作業が、貯金においては大事だからです。

「お金がない!」と言っている人ほど、実は、「そもそも自分が何にお金を使っているのか」を把握できていません。だからこその家計簿です。

 しかし、家計簿をつけろと言われても、面倒に感じる人も多いでしょう。そうした人は、次の3つのポイントだけを意識して下さい。

 (1)10円単位や100円単位という細かなお金にはこだわらない
 (2)毎日、きっちりとつけようと思わない
 (3)家計簿の項目は10個までにする

 ざっくりで構わないので、お金の流れを把握することが大切です。

 実際に家計簿を作るには、レシートをなるべくもらうようにすれば十分です。飲み会など、レシートをもらえない支出については千円単位で支出額を覚えておき、1週間に一度、レシートを家計簿にある項目別に集計しましょう。

 慣れてくれば、1週間あたり10〜20分の作業で終わります。習慣化するように、日曜日の朝など、毎週同じタイミングで集計するのがオススメです。