17万部のベストセラー『子育てベスト100──「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』が話題だ。
「コミュニケーションの取り方」から「家での勉強のしかた」「遊び」「習い事」「英語」「スマホ対策」「ゲーム対策」「食事」まで、子育てのあらゆるテーマをカバー。100の「子どもにしてあげたいこと」を実践するにあたっては、さらに詳細な「421の具体策」も提示し、理屈だけでなく、実際に何をどうしてあげればいいのかということまで丁寧に落とし込んでいる。
今回、その著者、加藤紀子と、偉人たちの驚きの子ども時代を紹介した楽しい児童書『すごい人ほどぶっとんでいた! オタク偉人伝』著者の小川晶子による特別対談が実現した。現代の子育てで大切にしたいこととは?(構成:小川晶子)
※対談前回「『ジョブズの先生』がしていた、子どもを伸ばす1つの習慣」はコチラ
その1:「トータル」でバランスをとる
加藤紀子(以下、加藤) 小川さんはまだ未就学のお子さんもいる中で『オタク偉人伝』という本を書くなど精力的にお仕事をされていてすごいですね。食事づくりはどうされていますか?
小川晶子(以下、小川) いえ、手抜きばかりでお恥ずかしいです。SNSで、彩りよく健康にもよさそうな手料理の写真を見ては「すごいなぁ」とため息をついています。毎日ちゃんとした食事をつくるって本当に大変なことですよね。
私はよく、レシピと材料がセットになったミールキットを利用しています。メニューを考えて、必要な材料を買いそろえる手間がなく、しかも一応手づくりだから罪悪感が少ないので。