MEGUMIさん Photo:JIJI
女性タレントのキャリアは短い――そんな言葉は、かつて芸能界では半ば常識のように語られていた。しかし令和の今、その前提は少しずつ崩れ始めているのかもしれない。プロデューサーとして活動するMEGUMIをはじめ、女性タレントたちは新しい「第二のキャリア」を切り開きつつある。(フリーライター 鎌田和歌)
かつてグラビアタレントとして活躍
40代で美容本が大ヒットしたMEGUMI
かつて女性タレントの旬は短いと思われていた。多くは10代後半に売り出し、グラビアやバラエティ番組で知名度を上げる。その後、結婚や出産を機に表舞台での露出が減っていくか、ママタレントとして売り出すか。選択肢は多くはなかった。
しかし時代は令和となり働き方が多様化する中で、女性タレントたちの「第二のキャリア」も変わりつつある。
その象徴的な存在の一人がMEGUMIだ。MEGUMIと言えば、40代以上の人にとっては野田義治社長のイエローキャブからデビューしたグラビアタレントの一人というイメージが強い。小池栄子や佐藤江梨子と同時期に人気となり、グラビアを席巻した。
バラエティ出演時には機転のきく媚びないトークで目立ってはいたが、とはいえ2000年代前半の頃、彼女が40代になって今のようなキャリアを築くと想像できた人はいなかったのではないか。タレントの中でも、グラビアは特に旬が短いと言われる。結婚・出産を機にキャリアが途絶えやすいのは、芸能人でも一般人と同じである。
MEGUMIの場合、やはり2023年に大ヒットした美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)が転機となった感が強い。これは2023年と2024年に2年連続で単行本実用部門で1位を獲得。2冊目の『心に効く美容』(講談社)と合わせて累計80万部を突破している。







