【ニューデリー】インドは大規模なワクチン接種キャンペーンの障害となっている供給不足に対処するため、今後数カ月で数千万回分のワクチンを確保することを目指し、欧米のワクチンメーカーと交渉している。事情に詳しい関係者が明らかにした。  インドは米製薬大手ファイザーとドイツのビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチン5000万回分を入手する交渉を行っているほか、貧困国へのワクチン配布プログラム「コバックス」を通じて、米モデルナ製のワクチン約700万回分の供給を受ける見通しだ。