ジョー・バイデン米大統領は11日、米ユナイテッド航空やヘルスケア大手カイザー・パーマネンテの最高経営責任者(CEO)らと会合を開き、両社に倣って従業員の新型コロナワクチン接種を義務付けるよう他社に呼び掛けた。ホワイトハウスによればユナイテッド航空のスコット・カービーCEOとカイザー・パーマネンテのグレゴリー・アダムズCEOとの会合はオンライン形式で行われ、米ハワード大学のウェイン・フレデリック学長と、サウスカロライナ州の中小企業界のビジネスリーダーであるダイアン・サンプター氏も出席した。両社とハワード大学はすべてのスタッフに接種を義務化しているほか、同大学では生徒にも接種を義務付けている。バイデン氏は会合に出席した4人が他の民間部門のリーダーたちの模範だと述べ、それぞれがワクチン接種率を上昇させるためどのような行動を取ったか各業界で説明するよう要請したという。
バイデン氏、企業や大学にワクチン接種義務化を呼び掛け
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