システムアーキテクトのマイルズ・フィデルマンさん(67)は、大いに不満を感じている。「Galaxy Note(ギャラクシーノート)の製品ラインが丸ごとなくなるなんて、ばかげている」。過去10年にわたってサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート」を購入してきたフィデルマンさんはこう話す。筆者はこの大変な時期にあるフィデルマンさんを慰めようと、「大丈夫。ギャラクシーノートは永遠に生き続けますよ。みんなのスマホやタブレット、心の中で」と語りかけた。しかし、彼も他の多くのギャラクシーノートファンも納得していない。サムスンはノートの死を宣言するまでには至っていない。しかし、ノートの死期が近づいていると考える理由はある。同社は11日、例年ギャラクシーノートの最新モデルを披露してきた夏のイベントで、ノートの代わりに2種類の折り畳み式スマホ「Z Flip(フリップ)3 5G」と「Z Fold(フォールド)3」を発表した。