処分するべき洋服の見極め方

番組でもご紹介いただいた、私の「処分するべき服の見極め方」の基準は次のようなポイントです。

●自分の価値を下げる服(ヨレヨレ、毛玉、色褪せなど)は、即処分。
●「これ、いる?」と友達に聞くような服は処分。

●今でもこの服を買う?と自分に聞いてみましょう。「今なら買わない」という答えなら処分。
●捨てる以外の方法を用意する(売る、あげる、寄付など)。

●洗濯サイクルに合わせ、タオル、パジャマ、ワイシャツ、下着などは定数管理(靴下、は「出勤用3足」「スポーツ用3足」など定数を決める)。

 なお、着ていないけれどどうしても手放せないという服は、なぜ着ていないかを自分に問いかけてみてくださいね。そしてさらに、次のように自問自答してみてください。

・コーディネートしにくい→流行が変わったから合わせる服がないということでは?
・痩せたら着たい→痩せたらご褒美に今の自分に似合う服を買った方がダイエットに励めるのでは?
・高かったから捨てられない→その洋服を買った頃と、趣味や流行が変わっているのでは? 洋服は「値段より鮮度」が大事! これがアンチエイジング
にもなります!

 また残したオンシーズンの今着る大好きな服は、洗濯兼用の薄いハンガーを使ってかける収納で把握しやすく、アイテム別に美しく収納するとテンションがあがりますよ。

 このように、家一軒片づける時には、迷いや悩みがおこりがちなポイントがいくつかありますが、本書にはそういった場合の判断基準もたくさん書いています。どうぞご参考にされてください。