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企業の経営者やVIPなどエグゼクティブには「人たらし」が多いと感じます。ファーストクラスにもさまざまな「人たらし」が搭乗されましたが、ある共通点がありました。どんな人もすぐに取り入れられる特徴もあり、コミュニケーション術として大いに参考になるでしょう。（CCI代表取締役・元国際線チーフパーサー 山本洋子）
エグゼクティブには「人たらし」が多い？
「人たらし」というと、どういうイメージを持たれるでしょうか？
「たらし」とは、言葉巧みにだましたり、甘い言葉で誘惑すること、あるいはだます人のことを意味します。一般的には良いイメージはなく、「女たらし」「男たらし」という言葉も異性をもてあそぶ人という意味合いで使われています。
では「人たらし」はどうでしょうか？
人をもてあそぶという悪い意味合いもなくはないのですが、どちらかというと、現在のビジネス社会では常に周りに人が集まり、どこか憎めない誰からも愛される人気者というニュアンスで使われることが多いのではないでしょうか。
エグゼクティブと呼ばれる人の中には、この「人たらし」が多く存在します。ファーストクラスでも多くの「人たらし」と遭遇します。「人たらし」と呼ばれる人には共通点があります。
