米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日に予定されるイベントで、人工知能(AI)に関する研究をアピールしようとしている。一方、同社に対しては、運転支援システム「オートパイロット」を巡り連邦当局からの監視の目が強まっている。マスク氏は、テスラ製品への関心を高めるためにこのようなイベントをよく開催している。ただ、大胆な予想は必ずしも実現していない。2年前のイベントでは、2020年代半ばまでに100万台余りのテスラ車がドライバーなしで運転できるようになり、ロボットタクシーのサービスを開始できるようになると予想していた。それらは実現していないものの、テスラの一部ソフトウエアは進歩している。