米アルファベット傘下の自動運転車開発会社ウェイモは24日、カリフォルニア州サンフランシスコの住民を対象に、無人タクシーの試験運用の参加者を募集すると明らかにした。補助用の運転手も同乗する。ウェイモは参加できる人数や投入する車両数を明らかにしていない。このプログラムを通じた配車サービスは無料。応募は「ウェイモ・ワン」アプリで受け付ける。応募者の中からウェイモが参加者を決める。車両は同社の最新の自動走行技術を搭載したジャガー「I-Pace」を使用する。コンピューターが予測不可能な状況に対応できない場合は、運転手が操縦する。カリフォルニア州が運転席を無人にして自動走行実験を行う許可を与えたのは5月時点で8社で、ウェイモはこのうちの1社。