新型コロナウイルス禍を受けて、ヘアブレイディングや看護、フィットネストレーナーといった職種で、大半の従事者に資格取得を義務づけるべきかどうかを巡る議論がここにきて再燃している。  全米州議会議員連盟(NCSL)によると、少なくとも1州で1100万以上の職種が認可を受けている。米労働省によると、昨年のフルタイム雇用者のうち25%近くに相当する2900万人が資格保持者だった。これに対し、1950年代では資格保有者は5%程度にとどまっていたと専門家は指摘している。