【資産】
〈金融資産〉合計8000万円
定期預金 4500万円(年金財形 250万円含む)
投資信託 2500万円(iDeCo 65万円、一般NISA 500万円含む)
株式 1000万円

【その他】
<退職金>※60歳定年時の見込額
Fさん 1500万円
妻 200万円

<年金・保険>
公的年金
Fさん 年220万円(ねんきん定期便記載額)
妻 年140万円(同上)

個人年金保険(60歳受取開始、70歳までの10年間)
Fさん 年100万円
妻 年60万円

〈保険〉
生命保険
Fさん 一時払終身保険 死亡時800万円
妻 同上 死亡時500万円
※その他、掛け捨てのがん保険(保険料は生活費に含む)

【リタイアに向けた生活イメージ】
・Fさんは60歳定年でセミリタイア予定、定年後は再雇用制度や有償ボランティア活動(特定非営利活動法人〈NPO〉理事)、投資先の中小企業での顧問など、健康に留意しつつ70歳まではマイペースで働くことを希望

・妻は60歳定年より前にセミリタイアしたい意向、その後は趣味と実益を兼ねたセカンドライフを楽しみたい

・日常生活でマイルを貯めて旅行に行くのが趣味。健康なうちは海外旅行や国内旅行をして楽しみたい。

・住宅については、子供もいないので生涯所有せずに借りる予定だが、退職後は都市再生機構(UR)など、保証人不要で家賃月10万〜15万円前後の物件を想定。

・次に購入する車が最も高額な買い物になりそうだが、ドライブも趣味なので、実用性を重視しつつ可能であれば予算をかけたい(新車で400万~600万円くらい)

【具体的な相談内容】
(1)セミリタイア時に、どの程度の収入を得る必要があるか
 現在、三つの選択肢を想定しています。
・再雇用制度:週3日勤務で年収220万円程度(~65歳まで)
・NPO理事:週末のみ、年収30万円程度(~70歳まで)
・中小企業顧問:年収50万~100万円程度(~70歳まで)
※上記三つは職場の制度的にも、時間的にも兼務が可能。

(2)生涯賃貸住宅で生活する場合の、留意点を知りたい
※心身の状況変化に応じて、賃貸型の高齢者向け住宅や施設への入居も想定。

(3)その他、ライフプラン全般に対するアドバイスがあれば知りたい
長生きリスクに備え、公的年金については繰り下げ受給(70歳または75歳からの受給)も考えています。