イスラエルのナフタリ・ベネット首相は27日、ジョー・バイデン米大統領との初の会談をホワイトハウスで行う。ベネット氏は米政府に対し、イラン核合意を復活させるべきではないと説得を試みるものとみられる。ホワイトハウスによると、会談は当初26日の予定だったが、アフガニスタンの首都カブールでの爆発を受け延期されたという。ベネット氏は訪米に向け、イラン問題に焦点を当ててきた。前任のベンヤミン・ネタニヤフ首相とドナルド・トランプ前大統領は緊密な関係で知られていたが、ベネット氏は米イスラエル関係の再構築を狙っている。同氏はまた、核開発へのイランの野心を抑制するための別の選択肢をバイデン氏に示すともしている。25日にはロイド・オースティン国防長官と初の会談を行い、イラン問題を中心として中東地域の安全保障について協議した。
米イスラエル首脳会談が27日に延期、イラン核合意が焦点に
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