米軍は29日、無人機(ドローン)を使用してアフガニスタン首都カブールの住宅地で爆発物を搭載した車両を空爆した。空港への攻撃を直前に阻止したという。米国防総省が明らかにした。現地では大規模な国外退避が最終段階を迎えている。国防総省の当局者によれば、車両には過激派組織「イスラム国(IS)」に属する複数の自爆犯が乗車していて、米兵を狙って空港を襲撃するとみられていた。カブールでは3日前にISの自爆テロにより空港で13人の米兵や200人近くのアフガニスタン人が死亡。米政府は報復攻撃として28日、テロ計画に関与したとみられるIS関係者を標的にアフガニスタン東部ナンガルハル州でドローン機を使った空爆を実施した。
米軍が自爆テロ車両を空爆 カブール空港への攻撃を阻止
有料会員限定
あなたにおすすめ