ドナルド・トランプ前米大統領の支持者らは18日、今年1月6日に連邦議会議事堂に乱入して起訴された人々を支持する集会を首都ワシントンで開く。地元警察はこの事件で学んだ教訓を生かしてフェンスを張り巡らせるなど、衝突や混乱に備えて厳戒態勢を敷いている。集会には議事堂襲撃に関与した極右グループのメンバーも参加する見通しだ。18日正午に議事堂から1ブロックほど離れたユニオンスクエアで始まる集会は、トランプ氏の選挙対策本部の元関係者、マット・ブレイナード氏の率いる「ルック・アヘッド・アメリカ」というグループが今月予定している、少なくとも17回のデモの1つ。目的は議事堂に乱入して起訴された600人超を支持することだ。支持者らは、乱入した人は犯罪者ではなく、国による抑圧の被害者だと主張している。起訴された人のうち少なくとも50人が、主に軽犯罪を犯したことを認めている。裁判が終了して判決を下されたのは6人だけだ。