米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は17日、米製薬大手ファイザーとドイツのビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、65歳以上の高齢者と重症化リスクの高い人を対象とする追加接種を支持した。バイデン米政権は何百万人もの米国人に対する追加接種キャンペーンの開始に一歩近づいた。委員会は一方で、ファイザー・ビオンテック製のワクチンを巡り、2回目の接種から少なくとも6カ月の間隔をあけて追加接種することについて、16歳以上に関してはFDAへの承認勧告に反対した。採決は反対16票、賛成2票となった。この日、終日続いた会議では誰がいつブースターを受けるべきかについて激しい議論が交わされ、ワクチンの有効性低下や追加接種のメリットについてさまざまな資料が提示された。
米FDA諮問委、一般への追加接種は支持せず
高齢者対象へのコロナワクチン追加接種には賛成
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