米ボーイングがテキサス州サンアントニオで開発中の新たな米大統領専用機「エアフォースワン」のうち1機で今月、空の酒瓶が2本見つかった。事情に詳しい関係者が明らかにした。  関係者によると、発見されたのはテキーラのミニチュアボトルで、ボーイングが現在調査している。瓶の発見場所は不明。  ボーイングでは近年、民間機や軍用機に工具や布の切れ端など工場のごみが残される問題が起きているが、今回の問題は極めて機密性の高いジェット機とアルコールが絡んでいるため特に深刻だ。  ボーイングの広報担当者は酒瓶の発見について、人員に関する問題だと述べた。