米アルファベット傘下のグーグルは21日、ニューヨーク市マンハッタンのオフィスビルを21億ドル(約2300億円)で購入すると発表した。IT(情報技術)大手の間では、リモートワークが進む一方で、オフィススペースに対する需要が高まる傾向もみられる。  データ会社リアル・キャピタル・アナリティクス(RCA)によると、今回の取引は新型コロナウイルス流行が始まって以降、米国内の単一のオフィスビルとしては最も高額で、歴史的に見ても米国で最大級となる。  購入するのはマンハッタン西側のハドソンスクエア地区にある、かつて貨物ターミナルだった130万平方フィート(約12万平方メートル)のビル。