自民党総裁選に立候補している野田聖子幹事長代行はダイヤモンド編集部の単独インタビューに応じた。野田氏は「人口減少を解決するために、投資を子ども政策にシフトしていくべき」と強調し、党総裁に選出された場合、子ども政策を成長戦略の中核に据え、大胆な支出を実行していくと明言。財源確保の「切り札」として「子ども国債」を発行する考えを示した。(ダイヤモンド編集部 山本興陽、名古屋和希)
なるべく早く経済活動再開すべき
「子どもへの投資」を成長戦略に
自民党総裁選に立候補している野田聖子幹事長代行はダイヤモンド編集部の単独インタビューに応じ、党総裁に選出された場合の経済政策について明らかにした。
新型コロナウイルスの経済対策に関して、「軽症者中症者向けの暫定的な『サブホスピタル』を用意するなど医療体制を整え、なるべく早く経済活動を再開すべき」と野田氏は強調。
経済回復には消費の底上げが必要だとの認識を示したうえで、「現金給付でなく、観光需要喚起策『Go To トラベル』などを活用していく」とした。
アフターコロナを見据えた成長戦略については、「子どもへの投資」を中核に据える姿勢を示した。