「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?
「運は使うとなくなる」は間違い。
運は使えば使うほど
増えていきます
ラッキーな出来事があったときに、「こんなところで運を使っちゃった」とか「今年の運を使い切っちゃったかも」などと言う人がいますよね。皆さんのなかにも、「運というのは有限で、使うとなくなってしまうもの」となんとなく思っている人が多いのではないでしょうか。
じつはこれは間違い。
風水でいう「運」は、使うとなくなるものではなく、むしろ使えば使うほど増幅する、つまり増えていくものなのです。
ただし、運を増やせるかどうかは、その人の考え方次第。何かいいことがあったときに、「ラッキー! 私ってなんて運がいいんだろう。これからもっといいことが起こりそう」と思う人は、運をどんどん増やしていけます。逆に、「これで運を使い切っちゃった。この先もういいことなんて起こらないかも」と思う人は、本当にそこから先、運が増えなくなります。
そしてこれは、お金も同じ。
ある程度まとまったお金を手にすると、人はつい「これには手をつけないでおこう」とか、「減らさないようにしよう」と思いがち。でも、そう考えるとお金はそれ以上増えません。逆に、そのお金を一部でも自分が充実するようなことに使ったり、投資の原資にしたりすると、お金はどんどん増えていくのです。
「今、運が悪いのは、あのとき使い切ってしまったから」などと思っているあなた、決してそんなことはありません。今運が悪いと感じているならなおのこと、「守る」のをやめて「増やす」ことを考えましょう。それだけで運の伸びしろがぐんと増えていきますよ。
本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)
李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。