「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法祖紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(初出:2021/10/08)

絶対に運がよくなる、たったひとつの方法【書籍オンライン編集部セレクション】Photo: Adobe Stock

「運がこない」原因に
「気づく」ことが運の始まりです

自分の運の悪さを家庭状況や社会のせいにする人がいますが、それは大きな間違い。親の庇護のもとにある子どもならいざ知らず、一人前の大人であるなら、あなたの運はあなた自身のもの。もし、「運が悪いのは私のせいじゃない」と思っている人がいるなら、今すぐその考えを改めてください。運のコントロールバーは自分自身が握っているべきもの。他人に渡してしまったら、そこで運は終わってしまいます。

運というのは、「この運がほしい」と願い、そのために行動すれば必ず手に入るもの。それが風水の考え方です。もちろん、あまりに現実とかけ離れた願いは別ですが、そうでなければある程度はかなうようにできているのです。もしあなたが、「願いがかなわない」「運がこない」と感じているなら、それはあなた自身の中に運を阻害するものがあるからです。

たとえば、「私なんてどうせバカだから」と自分を卑下するようなことを口にしている、服装には気を配っているのに家はいつも散らかっている、いつも相手にばかり要求して自分が相手に何をしてあげられるかを考えていない……など、あなた自身も気づいていない「何か」があるはず。

「運が悪い」と嘆いたり、他人や社会のせいにしたりしているうちは、何も変わりません。運をよくしたいのなら、自分の環境の何が悪いのか、何が運を阻害しているのか、きちんと見つめ直してみる必要があります。そういう意識をもって自分自身と向き合えば、必ず、「これだったのか!」と気づくはず。風水は、「気づいた者勝ち」の学問。気づくことで視界が開け、自分の進むべき道が見えてきますよ。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

絶対に運がよくなる、たったひとつの方法【書籍オンライン編集部セレクション】

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。