米国では、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)が始まり、病院や薬局では予約の受け付けを急いでいる。ただ、連邦当局が先週発表した追加接種対象者の指針を満たしているどうか、確認がないまま接種が行われるケースが多いようだ。米食品医薬品局(FDA)と米疾病対策センター(CDC)は幅広い米国民を対象に、米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンの3回目の接種を認めた。65歳以上なら誰でも受けられるほか、18歳以上でコロナ感染が重症化しやすい基礎疾患を抱える人も対象となる。またコロナに感染するリスクの高い状況で働くか暮らす人も接種できる。追加接種はいずれも2回目の接種後、少なくとも半年が過ぎてから受ける必要がある。
米のブースター接種、資格確認なしで実施も
自己申告だけで追加接種できた人たち
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