自分自身への理解が深まることで、解決の兆しが見えてくる

A子さんのように自分では気づいていなくても、子どものころの解決できていない心の悩みが形を変えて大人になってから表れる方が多くいます。このような場合には、「現在」から「過去」につながる自分自身についての理解が進むことで、問題が解決方向に向かうことがあります。

A子さんのように、周囲から見るといつもがんばっている人やいつも優しい人、いつも親切な人がいます。でも本当は疲れてしまっている人は少なくありません。

『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』は、中学生から80代の方まで、多くの方に読まれているようですが、大丈夫じゃないのに大丈夫なようにふるまっていて、疲れ切ってしまった多くの人たちが元気をもらえるからではないでしょうか。

この本には「仕事」「恋愛」「人間関係」「人生」についてのエッセイがたくさん載っています。病院に行くほどではないけれど疲れ切っている方には、まずはこの本をおすすめします。