米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは単独で旅を楽しむほうが良さそうだ。ビデオ会議業界の花形企業であるズームは9月30日、初の大規模買収の試みを断念した。コールセンター向けクラウドサービスを手掛けるファイブ9の株主は、ズームの全額株式交換による買収案を否決。この買収案については、議決権行使助言大手の米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)やグラスルイスが提示額を巡って反対していた。
手腕試されるズーム、買収断念後の道
ファイブ9の買収失敗で将来の事業拡大に疑問符
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