「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

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目標の「その先」を
はっきりイメージする

「あなたがほしい運は何ですか?」とたずねると、「結婚したいんです」「○○大学に合格したいんです」という答えが返ってくることがあります。

もちろん「結婚」「大学合格」といった具体的な目標をもつことはいいことです。でも、運に好かれたいなら、それだけでは足りません。運というのは今の自分を起点にして、未来の「なりたい自分」に向かって積み上げていくもの。結婚してどんな暮らしをしたいのか、受験に合格して○○大学に入学したら、何を学び、どんな学生生活を送りたいのか、そこまで思い描けている人とそうでない人とでは、やってくる運のスケールはまったく違ってきます。特に勉強運や仕事運は「木」の気なので、未来(=「木」)を思い描けない人のところにはやってきません。

ほしい運について考えることは、自分の生き方について考えることでもあります。目標や願いはいわば通過点。そこを通って目指す先はどこなのか、そこまでしっかりイメージしておきましょう。自分の未来への道が見える人、そこまでのストーリーが描ける人のもとに、運は集まってくるものです。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

運が集まって来る人は<br />絶対思い描いていること

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。