「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

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変化を恐れないで。
運は変化によって大きくなります

よく、「私はこのままでいいの」とか、「今のままでいたい」という人がいますが、その考え方は風水的にはNG。

風水では、この世のすべてのものは、「生じて」→「盛んになり」→「死す」というプロセスをくり返すとされています。変化を望まず、今のままの状態がずっと続けばいいと考えるのは、今が「盛ん」な状態であり、あとは「死」に向かうだけだと決めつけるのと同じ。つまり、この先、あなたの運は衰えていくだけだということです。

もちろん、変化にはいい変化もあれば、悪い変化もあります。でも、よいものであれ悪いものであれ、変化があるからこそ、運は大きくなっていくのです。ですから、運をよくしたいなら、変化を恐れないこと。むしろ積極的に新しいものを取り入れ、自分から変化を起こしていくくらいの気持ちでいたいものです。

急に大きな変化は無理でも、たとえば、コンビニで新作スイーツを見つけたら買ってみる、いつもと違う色の服を着てみる、通勤電車で乗り込む場所を変えてみるなど、ちょっとしたことからスタートしてみるのはいかがでしょう。「いつもと同じ」ではなく、「新しいこと」や「違うこと」をひとつでも取り入れてみる、それが運に刺激を与え、より大きな運を呼び込むことにつながっていきます。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

「今のままでいたい」という人の運が今より悪くなる理由

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。