映画館は今後、単に映画を見に行く場所だけではなく、それ以外のアトラクションを目当てに行く場所になるかもしれない。バーチャルゲームに興じたり、40フィート(約12メートル)のスクリーンに映し出されるお気に入りのバスケットボール選手のスラムダンクを楽しみながらスポーツ観戦をしたりするようになるかもしれない。あるいは特別な研修に参加し、双方向プラットフォームを使って地球の反対側にいる同僚と一つのプレゼンテーションを共有するということも考えられる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は映画館業界に大きな打撃を与え、映画館のオーナーは劇場スペースの使い方を改めて考える必要に迫られた。多くの映画館は現在、ハリウッドの大ヒット映画以外のエンターテインメントや上演オプションという、いわゆる「オルタナティブコンテンツ」の試みを進めている。
未来の映画館、新エンタメ会場へ変貌?
米国の映画館では「オルタナティブコンテンツ」の試みが進む
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