――筆者のクリティカ・バラグールはWSJの職場・キャリア担当コラムニスト ***  仕事で世界をより良くしたいと考える人は多いだろう。企業が近年、自社の理念に生活を向上させるための高尚なゴールや、より広範な目的を掲げるようになった理由の一つだ。  一部の労働者は行き当たりばったりではなく、確かな根拠に基づくアプローチを使い、人類に最大の恩恵をもたらすと考えられるキャリアを求めている。  彼らは「効果的な利他主義(Effective Altruism、EA)」と呼ばれる社会運動に参加している。