米配車サービスのリフトは、2023年から米国の各都市でロボタクシーの運用を開始する計画だ。このロボタクシーを提供するのは、自動運転技術を手掛ける米モーショナルと韓国の現代自動車。他の配車サービスに先駆けてリフトが運用第一号となる。現代自の電気自動車(EV)「アイオニック5」にモーショナルの技術を搭載している。リフトのロボタクシーは、ユーザーが配車を依頼するときだけでなく乗車中もリフトのアプリを使用する傾向を考慮するなど、現在のユーザーの行動に倣って設計されている。リフト・オートノマスのゼネラルマネジャー、ジョディ・ケルマン氏はそう語る。「基本的に今までのように乗車すればいい」アルファベット傘下のウェイモやゼネラル・モーターズ(GM)傘下のクルーズ、ウーバー・テクノロジーズなどの他社も、独自の自動運転配車サービスの開発に従事している。
リフトがロボタクシー実用化へ始動、普及の鍵は
米国の都市で2023年から運用開始を計画
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