アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンで自爆テロ集団を指揮していたマウラウィ・ズベア・ムトマイーン氏(39)は現在、首都カブールにある地区の警察トップに就任し、夫婦げんかの仲裁などを行っている。黒いターバンを巻きひげを伸ばしたムトマイーン氏は、前職からの転換について、大きなものとは考えていないと述べた。タリバンがイスラム教に基づく真の秩序をもたらそうとする中で、米国人や米国に協力する地元の人たちが標的となったのには正当な理由があったと指摘。現在の職務も、地域での警察活動は同じ目的のために行っているものだと述べた。ムトマイーン氏は、「これまではイスラムの教えに奉仕し、現在も同じくイスラムの教えに奉仕している。違いはない」とした。
自爆テロ指揮の元タリバン司令官、新政権で地域警察トップに
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