米動画配信大手ネットフリックスが配信するスタンダップ・コメディアンの番組内容に抗議するデモがロサンゼルスにある同社のオフィス近くで行われた。一部の従業員は経営陣に対する要求を発表するとともに、職場放棄する事態となった。問題となっているのはコメディアンのデイヴ・シャペル氏が出演する番組。ジェンダーに関するジョークを言っており、ネットフリックスの従業員を含むトランスジェンダー・コミュニティーの多くの人々が不快に感じている。同社は、芸術的自由への取り組みなどを理由に、この番組を擁護している。デモ参加者は、「トランスフォビア(トランスジェンダー嫌悪)は笑えない)」などと書かれたプラカードを掲げ、ネットフリックスがより包括的な番組を提供し、コンテンツが特定のコミュニティーや社会全体に与える影響にもっと敏感になるよう求めた。
ネトフリの番組めぐり抗議デモ、トランスジェンダーへの配慮要求
有料会員限定
あなたにおすすめ