21日の米国株式市場で、特別買収目的会社(SPAC)のデジタル・ワールド・アクイジション・コープ株価が急伸。ドナルド・トランプ前米大統領が前日夜、新たなソーシャルメディアプラットフォームを立ち上げ、同社との合併を通じて上場すると明らかにしたことが追い風となった。
デジタル・ワールド・アクイジションの株価は約49ドルと、380%余り急騰して終えた。トランプ氏は「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」を設立し、「トゥルース・ソーシャル」と呼ばれるソーシャル・ネットワーク(SNS)を立ち上げると述べた。合意では、トランプ氏のメディア会社を負債も含め、8億7500万ドル(約1000億円)と評価した。