TikTokやユーチューブ、子供への影響懸念に反論 米公聴会Photo:Samuel Corum/gettyimages

【ワシントン】米上院商業委員会の消費者保護小委員会は26日開いた公聴会で、子供によるソーシャルメディア(SNS)利用の安全性を巡る懸念を提起した。対象となっているのは動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」やモバイル向けメッセーアプリの「スナップチャット」、動画共有サイト「ユーチューブ」で、オンラインで子供を保護するための新たな規制の制定が狙いとなっている。

 同小委員会の共和党トップを務めるマーシャ・ブラックバーン上院議員(テネシー州)は、「TikTokやユーチューブ、スナップチャットの利用後に苦しんでいる子供や10代の若者の話を毎日のように耳にしている」とし、「どうしてこんなことを許容できるのか」と続けた。