ドナルド・トランプ前米大統領の一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」が、首都ワシントンにある高級ホテルのリース権を3億7500万ドル（約427億円）で売却することに合意した。事情に詳しい関係者らが明らかにした。トランプ・インターナショナル・ホテル・ワシントンDCのリース権を取得したのは、マイアミに拠点を置く投資会社CGIマーチャント・グループ。同ホテルはペンシルベニア通り沿いにあり、ホワイトハウスも近い。関係者によると、CGIはホテルの名称に「トランプ」を使用しない意向で、ホテル運営大手ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス傘下のウォルドーフ・アストリアとブランディングや運営に関する合意も結んでいる。