2020年の米大統領選で民主党候補の指名獲得を目指したベト・オルーク元連邦下院議員が15日、テキサス州知事選に出馬すると表明した。オルーク氏は連邦下院議員を3期務めた。2018年の上院選では現職のテッド・クルーズ氏(共和)に僅差で敗れて一躍注目を浴びた。だが20年の大統領選予備選では勢いに乗れず、撤退した。オルーク氏は出馬表明の動画で、厳寒の中で数百万世帯が停電に陥った今年冬の電力危機などに言及。「テキサスに今ある、はるかに大きな問題の表れだ。それは一般の信頼を得る立場の者がテキサス州民に耳を傾け、サービスを提供し、配慮し、信頼することをやめたということだ」と話した。オルーク氏は同州西部エルパソの出身。14年に州知事に初当選した現職のグレッグ・アボット氏と激突することになる。
米テキサス州知事選、民主オルーク元下院議員が出馬表明
有料会員限定
あなたにおすすめ