米国ではサイバーマンデー(感謝祭明け翌週の月曜日)となった29日、オンラインでの売上高は小幅ながら増加した。ただ、アナリストらによると、全体的に割引率が低いこともあり買い物客にとって出費の後押しとはあまりなっておらず、大きな伸びは期待できないという。米セールスフォース・ドット・コムがまとめたデータによれば、国内のオンライン売上高は東部時間29日の正午までに40億ドル(約4550億円)となり、前年の同じ時間帯と比べて8%増加した。同社は29日全体のオンライン売上高は前年から横ばいの110億ドルになるとみている。米国内では消費者の多くが実店舗での買い物を希望しており、大型小売店やディスカウントチェーンなどではブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)に客足が大きく伸びた。 分析会社プレイサー・エイアイ(Placer.ai)によれば、屋内モールの客足は2020年比で83.5%増加。ただし新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の水準までには回復していないという。
サイバーマンデーの売上高、前年から横ばいか
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