米マサチューセッツ工科大学(MIT)発のスタートアップ企業コモンウェルス・フュージョン・システムズは、核融合技術への民間投資としては過去最高額の18億ドル(約2040億円)超を調達したと明らかにした。新興企業各社は、脱炭素エネルギーを生み出す最初の企業になることを目指して競い合っている。最新の資金調達ラウンドに参加した著名投資家には、米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏や投資会社ソロス・ファンド・マネジメント(SFM)のジョージ・ソロス氏などが名を連ねる。コモンウェルス・フュージョンの競合企業にはヘリオン・エナジーなどがいる。ヘリオンも先ごろ、多額の資金を調達した。気候変動関連の懸念が高まり、投資マネーがクリーンエネルギー技術に押し寄せていることが背景にある。
核融合技術の米新興コモンウェルス・フュージョン、2040億円超を調達
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