ここは、買い

 これまで学んだことを1つずつチェックしましょう。

(1)売買高が急増した(何か好材料が出たらしい)。

(2)「大陽線」を立てた(ローソク足は強い形)。

(3)チャートの節を株価はまだ超えていない(株価が節まで上がると戻り売りが増えそう)。

(4)日柄整理はできている(戻り高値から4ヵ月経過)。

(5)13週移動平均線は上向きに変わりつつある。

(6)ボリンジャーバンドの幅が狭いところで、株価が上のバンドまで急騰した(買いシグナル)。

 チャートの節をまだ抜けていませんが、総合的に見て「買い」と判断します。

 I社株は、チャートの節で戻り売りをこなすのに4週間かかりましたが、その後バンドに沿って上昇が続きました。

総合的に見て「買い」と判断できるチャート総合的に見て「買い」と判断できるチャート

(本稿は、『株トレ——世界一楽しい「一問一答」株の教科書』から抜粋・編集したものです。)