面と向かって批判されても、自分を否定しなくていい
もしも日々関わっている人から、「もうあなたとは一緒にやれない」と面と向かって言われたら、ちゃんと向き合って考えるべきだけれど。
でもそれだって、自分が否定されたと思い詰めなくていい。
たまたま考え方が一致しなくなっただけのことだから、「仕方がないよね」と握手してお別れをすればいいのです。
七十億人いる人間全員から賛同を得るなんて無理。
どんなに多くても百人。
百人と気が合えば、十分に大きな仕事はできるんです。
そう考えれば、知らない誰かに批判されたって、どうってことないやと思えるようになるかもしれない。
こんな時代だからこそ、孤独の力を身につけるといいと思っています。
(本原稿は、中野善壽著 『孤独からはじめよう』から一部抜粋・改変したものです)