【ウィーン】ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務次官は13日、ウクライナを巡る米国との安全保障協議は暗礁に乗り上げたと述べ、このまま緊張が続けばベネズエラかキューバに軍を派遣する可能性があることを示唆した。  ロシア軍はウクライナ国境付近に部隊を大規模に集結させており、米国との緊張が高まっている。リャプコフ氏は、緊張激化が続けばロシアはベネズエラ、あるいはキューバに「軍事インフラ」を派遣する可能性を排除することはできないとの考えを示した。